あるシャーマンのつぶやき。

体感型&非体験型のシークレットサロン/現在おやすみ中

ハコに入れられたことしかなかった。

昨夜、職場の飲み会でした。


ある先輩は家の決まりごとで帰る時間が決まってる。


家庭を持ってるといろいろありますよね。



「わたしも門限があったような気がする。。。」

とひとり暮らしのわたしもつぶやいて


「誰が決めたの?」

「ハコいりやもんね」

と総ツッコミをもらいながら冗談で終わったのだけれど


あながち冗談ではなかった。



現実的にお嬢様ではないけれど


たくさんたくさん護られて

ひとつの道が決められて

ハコにいれられてる気分だった。


それが嫌で嫌でたまらなかった。

外の景色も見たくなった。

外の空気にも触れたかった。

とても楽しそうだった。


閉じ込められてる感覚になり

それが窮屈なわたしは

そこから飛び出した。


もっと冒険したかった。


でも、やっぱりハコにいれられてる気分になる。


最初はその自由さに、はっちゃけるけれど

気付いたら、またハコの中。


結局、

ハコに入れられたことしかない。



素直にそのハコの中に入る?

諦める?


確かに冒険は楽しかった。

いろんな世界を見れた。


でもわたしには帰る場所がある。


ある時間まで帰って来なさいよ、という門限みたいなものもあったような気もする。



「さっさと宿題済ませて寝なさいよ」と同じ感覚。



そろそろタイムリミットが近付いてきている。


早く帰らないといけないような気がする。



帰ったらほんとうのおとうさんもおかあさんもいる。



ずっと急かされてたのはそのせいだったのかな。



「はやく、はやく。」



月に帰る?

わたしの場所はそこなのかもしれない。