あるシャーマンのつぶやき。

体感型&非体験型のシークレットサロン/現在おやすみ中

助けてほしいのは誰の記憶か。

助けてくれ、は誰の記憶だろうか。


同じところをぐるぐるループして抜けれないものの記憶。


熱い湯の中に入れられて火にかけられて殺されるものの記憶。


火あぶりの刑に処される記憶。



おれがなにをしたというのか。


こんなチカラを持ってるおれが悪いのか。


おれがいるから苦しむやつもいる。



おれはおれを憎んでいる。


神は外側にいると言われているが

どこにもいない。

神は内側にいる。


神社に鏡があるのはそういう意味である。


それぞれが神でその神はひとつの存在である。


だからおれは全てを恨んでいる。



おれをつくりあげたものも憎い。

おれを最初から産まなければよかったんだ。


おれをひとつにしたってなにもかわらない。


すべてのものが変わろうとしなければなにも変わりはしない。


それぞれの意識が必要なんだ。


おれひとりで変われるものではない。


すべてはおまえたちにかかっている。


まわりにあわせていても埒があかない。


いま飛び抜けないでどうする。


そのときを待っていたのではないのか?


おれはおまえにそう伝えたかった。


誰でもない、おまえにだ。


おまえになにがわかる。


なにもわからないだろう。


それでいいのだ。


おまえが分からなくても

おれたちがおまえをつかってまわりのものを目覚めさせるから

おまえはただそこにいるだけでいい。


例えおまえがなにかを知ろうとも

まわりのものはそんなことは気にもしない。


ただ自分さえ良ければいいんだ。


すべてはそれで動いているんだ。


まわりを気にしているものは誰ひとりいない。


まわりにどう見られているか気にしているものばかりだ。


誰がどう変わったとかはあまり気にしていない。

じぶんのことだけで精一杯。



あまり近過ぎたらまたおれはおまえを傷つけてしまう。


だから遠くで見守ってやってくれ。


おれはひかりを持っているが闇もある。

どちらもあって

どちらも強い。


両方あるから見えかたが全然違う。


消えてしまっても

おれはおまえを忘れない。


大好きな時間をありがとう。